トヨタ自動車、サンクトペテルブルク工場で「RAV4」の生産を開始

トヨタ自動車は22日、ロシア・サンクトペテルブルク工場でコンパクトSUV車「RAV4」の生産を開始したと発表した。同国での人気を受けたもので、ロシア市場における持続的成長を図る戦略の一環だ。これに伴う追加投資は97億ルーブル(約148億円)。雇用創出規模はおよそ800人となる予定だ。

サンクトペテルブルグ工場では2007年以来、中型車「カムリ」を生産しており、RAV4は同工場が手がけるモデルとして2車種め。今回の投資で工場の生産能力は従来の約5万台から約10万台へ倍増する。RAV4はカムリと同様、国内のほか、カザフスタンとベラルーシにも出荷する。(1RUB=1.56JPY)

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