ミツバ、ハンガリー工場の第1期拡張完了

自動車用電装品大手のミツバ(本社:群馬)は14日、ハンガリー北部シャルゴータルヤーン工場の拡張事業の第1期工事を完了した。同事業への投資総額は1,350万ユーロで、うち8億5,000万フォリント(約274万ユーロ)は政府の助成で賄う。

第1期工事では8,600平方メートルの生産棟を新設した。今後、複数の生産ラインを導入するとともに倉庫施設も拡張し、生産能力を2倍に引き上げる。完工予定は2017年で、150人を新規雇用する。

ミツバは2001年に同工場を開設した。ワイパーやウォッシャーシステムを生産し、ホンダ、日産、三菱、スズキ、スバル、ルノー、フォード、フォルクスワーゲン(VW)、BMWなどに供給している。製品の90%以上が輸出向けで、主に欧州市場に出荷している。現在の従業員数は370人。(1HUF=0.37JPY)

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