スロバキア新車販売好調、上期は18%増

スロバキアの新車販売が好調だ。同国の自動車工業会(ZAP)によると、2016年1~6月期の新車登録(販売)台数は前年同期比18.2%増の4万3,954台と大幅に拡大。増加率はEU全体の9.4%を大きく上回り、加盟国で最大の伸びを示した。

ブランド別では、シュコダが9%増の8,928台で首位を確保したものの、シェアは22%から20.3%に低下した。

スロバキアでは現在、英ジャガーランドローバー(JLR)が10億ポンドを投じてニトラ工場の建設を進めている。年産能力15万台の新工場は18年中の生産開始を予定しており、国内自動車産業の成長けん引力として期待される。

2015年のブランド別国内シェアはシュコダが21.25%とトップで、起亜自動車7.19%、プジョー5.74%、オペル5.41%、ダチア4.25%と続いた。

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