シュコダ自、1-9月期は28%の営業増益

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月28日、2016年1-9月期の販売台数が前年同期比6.2%増の84万900台に拡大したと発表した。売上高は9.0%増の101億ユーロ。営業利益は9億4,000万ユーロと28.1%の伸びを示した。

新モデル攻勢が成功し、販売台数・利益ともに計画を上回った。材料調達の効率化も業績拡大に貢献した。今後は「コディアック」を始めとする新型SUVの市場投入で業績をさらに伸ばす考えだ。

期末現在の営業利益率は9.3%で前年同期から1.4ポイント上昇した。また、1-9月期投資額が24.9%増の3億4,600万ユーロへ拡大したにもかかわらず、期末現在の正味流動資産は6.6%増の32億ユーロへ増加した。

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