米自動車大手のフォード・モーターとロシア同業ソレルスの合弁会社フォード・ソレルスが生産調整を実施する。同社の労組関係者がインターファクス通信に対し先ごろ明らかにしたもので、サンクトペテルブルク近郊のフセヴォロジスク工場で11月中旬から年末まで生産を停止する
同工場では2014年6月以来1シフト制を敷いており、約700人を解雇してきた。現在の稼働日数は週4日となっている。
フセヴォロジスク工場は2002年開設。フォードの小型車「フォーカス」、中型車「モンデオ」などを生産している。フォード・ソレルスはフセヴォロジスクの他、同国タタールスタン共和国のナーベレジュヌィエ・チェルヌィ及び同共和国エラーブガに工場を持つ。