ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、南部クラクフの近距離交通事業者であるMPKクラクフから連節バス77台を受注したと発表した。受注総額は1億2,080万ズロチ(約2,800万ユーロ)。MPKクラクフによると、同事業の入札をめぐっては、ハンガリーのEvoバスが異議を申し立てたが、同市が属するマウォポルスカ県の裁定委員会によって却下された。ソラリスはバスのリースサービスを展開するため、リース会社のPKOリースとコンソーシアムを形成していた。
今回受注したバスは全長18メートルで、欧州連合(EU)の排ガス基準「ユーロ6」準拠のディーゼルエンジンを搭載する。契約締結後7ヵ月以内に納車される。(1PLN=26.09JPY)