製薬大手リヒター、バイオ後続品で初の承認勧告

ハンガリーの製薬最大手リヒター・ゲデオンは14日、米イーライリリーの骨粗しょう症治療薬「フォルテオ(一般名:テリパラチド)」のバイオシミラー(バイオ後続品)「テロサ」が欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)から承認勧告を受けたと発表した。

欧州委員会の販売許可が下りれば、リヒターのバイオシミラーの第1号となる。同社は今回の承認を自信にバイオシミラー事業の強化を継続する意向だ。

リヒターは、2018年12月にフォルテオの特許が切れるのを待ち、欧州市場にテロサを投入する。独スターダとのライセンス協定に基づき、「リヒター」と「スターダ」の両ブランドで販売することになる。

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