シュコダ自、11月販売が過去最高に

チェコのシュコダ自動車が13日発表した11月の販売台数は前年同月比9.6%増の9万7,500台となり、11月単月としては過去最高を記録した。中国と欧州で大きく伸び、全体を押し上げた。車種別では中型車「スペルブ」が34.9%増、人気モデルの「ラピッド」が25.1%増と好調だったほか、「オクタビア」が6.7%増となった。

1-11月期の販売台数は前年同期比6.9%増。通年の販売台数が前年より1カ月早く100万台を超えた。

11月の販売台数を国・地域別でみると、トップの中国は3万台で前年同月を12.1%上回った。西欧は10.7%増の3万7,200台で、主力のドイツは7.6%増の1万4,600台だった。伸び率はイタリア(28.9%)とイギリス(21.8%)、デンマーク(20.7%)で特に大きかった。

中欧は7.6%増の1万6,100台だった。主要市場では、本国チェコが4.2%増の8,000台に、ポーランドが17.5%増の4,700台に増加した。

ロシアを除く東欧は9,1%増の3,200台だった。ロシアは国内自動車市場の低迷にも関わらず3,0%増の4,800台に拡大した。

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