チェコ新車販売、16年は12.5%増

チェコ自動車輸入業者協会(SDA)がこのほど発表した2016年の新車乗用車の登録(販売)台数は前年比12.5%増の25万9,693台となり、過去最高を更新した。背景には好調な景気と国内経済に対する堅調な見通しがあるとみられている。小型商用車の販売台数は12.3%増の1万9,239台、バスは4分の1減の1,013台だった。

コンサルティング大手プライス・ウォーターハウス・クーパース(PWC)は、今年の新車登録台数は引き続き増加するものの、乗用車の増加率は7~12%にとどまると予想する。今年は同国中銀が通貨コルナ高を防ぐ為替介入措置を撤廃する見通しで、その影響がどう出るかが注目点だとしている。

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