ハンガリー製薬大手ゲデオン・リヒターは16日、子宮筋腫に対する新薬の臨床試験Venus IIの第3期の結果が良好であったことを明らかにした。リヒターは同新薬を提携する米製薬大手アラガンと開発している。
今回の試験は子宮筋腫による異常出血などに対するウリプリスタール酢酸エステルの有効性及び安全性を確認するもので、第3期臨床試験に含まれる2つの試験の1つ。今年中の米国の食品医薬品局(FDA)への登録申請を目指す。
同試験は米国の432人の患者に対し異なる量のウリプリスタール酢酸エステルを投与して行われ、主要評価項目及び副次的評価項目を満たすことが確認された。