スロバキア中央労働社会家族局(UPSVaR)は20日、2016年12月の失業率が前年同月比で1.87ポイント減の8.76%に改善したと発表した。前月比では0.02ポイントのマイナス。
リヒター労働社会家族相は、労働局に登録された月平均の求人数が前年の2万3,700人から3万8,200人に増加したと述べ、企業の労働力需要が高まっていると指摘した。
一方で企業の人材探しが困難になる傾向にあり、財界からは国外からの採用条件緩和を求める声があがっている。リヒター労働社会家族相は人不足対策として、まずはスロバキア人失業者の技能アップを目指す方針だ。