カザフスタンとイラン、物流で合弁

カザフスタン国鉄(KTZ)とイラン国営海運会社(KRISL)は6日、合弁会社設立に向けた関連書類を交わした。昨年12月の提携契約に基づくもので、来月にも合弁会社の営業を開始する計画だ。イランとカザフスタンなどの独立国家共同体(CIS)諸国、カスピ海沿岸港の物流網を効率化してコストを下げる狙いで、まずは運輸・物流サービスを共同で提供していく。

第4四半期にはバンダル・アッバス港合弁ターミナルの建設に着手する。これにより、積み替え拠点を得るとともに、ペルシャ湾、インド、アフリカの港へのアクセスを確保する。

将来的にはトルクメニスタンとの国境にあるイラン北部インチェボルーン駅と、カザフスタンのアクタウ港のターミナル整備にも取り組む。

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