ハンガリーの再生可能エネルギー会社アルテオ(Alteo)は15日、太陽光発電エンジニアリング企業のエオゲン(Eogen)の子会社で、発電プラントの開発・設計を手掛けるドマシェク2MWを買収することで合意したと発表した。これによってアルテオは太陽光発電事業に初進出する。3月末までに買収手続きを完了させ、今年半ばまでに開発に着手する計画だ。
新発電プラントは国内で最も日照時間が長い南部のセゲド近郊に開設する。発電容量は2メガワット。投資額は8億フォリント(260万ユーロ)に上る。
アルテオは2008年の設立で、風力発電、水力発電、ガスコージェネレーションなど22の発電施設を保有する。総設備容量は電力出力が77.75メガワット(MWe)、熱出力が463メガワット(MWth)。発電、電力販売のほか情報通信技術(ICT)を採用した電力管理サービスも提供する。(1HUF=0.39JPY)