ブルガリア製薬大手のヒューヴェファルマ(Huvepharma)は13日、動物用医薬品を手掛ける子会社ビオヴェト(Biovet)が南東部ペシュテラの拠点に新工場を建設すると発表した。投資額は1億5,000万ユーロ。新工場開設を通じ、動物用の食品サプリメントと医療製品の生産量を50%引き上げる。
ビオヴェトはペシュテラのほか、ボテフグラート、ラズグラート、米国の2か所で工場を操業する。ヒューヴェファルマはビオヴェト株の93.07%を保有している。
ヒューヴェファルマは人や動物向け医療製品の開発および製造・販売を手掛ける。国外ではベルギー、ポーランド、中国、台湾、タイ、米国、インド、ロシア、ブラジル、トルコに拠点を置き、製品の大半を輸出している。工場は欧州に3つ、米国に5つを持つ。