独物流大手K+N、欧州・中国間の小口貨物サービスを開始

物流大手の独キューネ+ナーゲル(K+N)は2月22日、新会社KNユーラシア・エクスプレスを設立し、欧州・中国間の小口貨物(LCL)サービスを開始すると発表した。既存の大口貨物(FCL)サービスに続くもので、自動車、先端技術、衣料産業の需要を見込む。

KNユーラシア・エクスプレスは、輸送手段として鉄道を活用することで空運よりも安く、海運よりも早い運送を実現する。ターミナル間の所要日数は14~18日という。中国では瀋陽、重慶、成都、鄭州など50カ所以上に集荷所を設ける。武漢、独ハンブルク、ポーランドのマワシェヴィチェとポズナニをハブ基地とし、中国と欧州を結ぶ物流網を運営する。

K+Nでは、◇一編成貸切りで直行運転するユニット・トレインをトルコ向けに運行◇中国・ロシア間のLCL貨物取り扱い――も計画している。

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