スロバキア失業率が低下、1月は8.64%に

スロバキアの中央労働社会家族局が2月20日発表した1月の失業率は8.64%となり、前年同月比で1.75ポイント、前月比で0.12ポイント改善した。

1月末時点の求職者数は23万5,455人で、前年同月比で4万6,884人、前月から2,522人減少した。一方、1月末時点の求人数は3万8,363人で、前月から3,079人増加した。

リヒター労働社会家族相はこの結果を受け、経済全体が好転していると述べ、年間を通して企業の労働力需要は高い水準にあると指摘した。

一方で企業の人材探しは困難で、国外からの採用条件緩和を求める声が挙がっている。しかし同相は、まずはスロバキア人求職者の雇用に力を注ぎ、安価な外国人労働力には頼らない方針だ。

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