ハンガリー政府、北東部の観光開発で「スペースセンター」設置へ

ハンガリー政府が30億フォリント(約970万ユーロ)を投じて北東部ギュラハーザに「スペースセンター」を建設することを決定した。ハンガリー唯一の宇宙飛行士ファルカシュ・ベルタランの生誕の地であることにちなみ、観光開発の一環として実施する。同地に近いシャートラルヤウーイヘイに世界最長のガラスの吊り橋を架ける計画も浮上している

ギュラハーザは人口2,000人の村で、ユリ・ガガーリンの彫像のほか、宇宙関連の展示室を設けている。バルディ市長は、「閉鎖された交通博物館の所蔵物を展示するスペースの入札を行った」事実を明らかにしたものの、政府の計画と関係があるのかどうかははっきりしない。

ガラスの橋については、2015年以来、シャートラルヤウーイヘイのシャールヘジとヴァールヘジを架橋する計画があった。ただ、ガラスを材料にするという話はなかった。

計画によれば新橋は全長700メートルで、現在最長の中国湖南省張家界のものを270メートル上回る。(1HUF=0.39JPY)

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