独自動車部品大手のエルリングクリンガーはこのほど、ハンガリー中部のケチケメートで新工場の建設に着手した。投資額は2,100万ユーロで、年内にも操業を開始する。
新工場ではオルガノシート製のドアモジュール基材のほか、アルミニウム遮熱システムを生産する。工場の施設面積は1万平方メートルで、年内に約100人、最終的に700人の新規雇用を見込む。
エルリングクリンガーはケチケメートを立地に選んだ理由として、良好なインフラと教育水準の高さ、国際自動車産業における同地の重要性を挙げている。同市には独自動車大手ダイムラーが生産拠点を構える。