独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンがハンガリー北部のエゲル工場に310億フォリント(1億ユーロ)を追加投資する。乗用車向け8段自動変速装置(AT)を生産品目に加える目的で、770人以上の雇用創出を計画している。投資に際して政府から67億フォリントの優遇措置の適用を受ける。
シーヤールト外務貿易相が24日明らかにしたところによると、ZFは生産する8段ATの全量を国外に出荷する。その規模は年間2,000億フォリント(6億5,000万ユーロ)に上る見通し。また、新品目の生産を通じ、ZFの現地調達比率は近い将来、2%から15%へ上昇する予定だ。
ZFはハンガリーで現在、900~1,000人を雇用している。(1HUF=0.39JPY)