オーストリアのプラント設備大手アンドリッツは先ごろ、ウクライナの水力発電所の刷新事業を受注したと発表した。受注額は約6,000万ユーロ。子会社のアンドリッツ・ヒドロが工事を請け負う。
対象となるのはウクライナ国営ユーティリティ企業Ukrhydroenergoの水力発電所「Dnipro I」。
アンドリッツ・ヒドロは75メガワット(MW)のフランシスタービン3基とジェネレーターを納品するほか、現システムの撤去や新システムの設置、試運転なども担当する。業務完了は2021年末になる見通し。
同事業は欧州復興開発銀行(EBRD)が支援する再生可能エネルギープログラムの一環として実施される。