米テスラ、南東欧6カ国に独自のEV充電網を整備

米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズが、南東欧で独自に展開するEV充電ステーション「スーパーチャージャー」のネットワークを拡大する。すでに設置済みのクロアチアとスロベニアに加え、年内にルーマニア、セルビアなど新たに6カ国に進出する計画だ。

新ステーションはルーマニアおよびセルビアの各3都市、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、モルドバの各1都市に設置される。観光国として急成長するクロアチアでは既存のスプリトとセニに加え、ザグレブなど新たに4都市に設置する。

「スーパーチャージャー」は最大出力120kWで、一般的な充電ステーションより短時間で充電できる。テスラは2012年以来、国内外の842都市で5,400台超を設置済みで、世界全体で1万カ所の設置を目指している。

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