独SCSグループ、ハンガリー工場拡張

ドイツの自動車部品メーカー、SCSグループは先ごろ、ハンガリー西部のタタバーニャ工場の拡張計画を明らかにした。800平方メートルの広さを持つ施設を新たに設置し、生産能力と倉庫の規模を拡大する。投資額は5億フォリント(160万ユーロ)。拡張に伴い年末までに30人を増員する予定。

同社はタタバーニャに1,000平方メートルの広さを持つ2つの施設を持ち、ケーブル部品を生産している。同工場の従業員数は350人。

SCSのハンガリー子会社の昨年の売上高は前年比20%増の37億フォリント(約1,200万ユーロ)で、うち90%は輸出によるもの。

SCSはケーブル、スプリング、コイル及びプラスチック部品を生産している。ハンガリーのほかポーランド、カナダ及び中国に工場を持つ。従業員数は全体で1,200人。(1HUF=0.39JPY)

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