ノルウェーの自動車部品大手コングスバーグ・オートモーティブが、ポーランド3番目の工場を開設する。需要増に対応するためで、今年4-6月期中の着工、第10-12月期の完工を予定している。投資額は1億5,000万ズロチ(3,500万ユーロ)で、最終的に1,000人以上を雇用する方針だ。
新工場はポーランド中部、高速道路A1号線沿いのヴロツワヴェクに近いブジェスク・クヤフスキに設置し、シートヒーター、シートベンチレーションシステム、マッサージシステムを製造する。これらの製品の需要は大きく伸びており、コングスバーグでは受注高をもとに、連結売上高が今後5年で80%増加すると見込む。
コングスバーグはすでにワルシャワ近郊のプルシュクフと、ウッジ近郊のコルシュキに工場を構える。新工場はコルシュキ工場と同様、事業用不動産の開発会社パナトーニがオーダーメイド型のビルトインスーツ(BTS)方式で建設を請け負う。(1PLN=29.34JPY)