カザフスタン自動車受託製造サリアルカ、設備拡大

カザフスタンの自動車受託製造会社サリアルカ・アフトプロム(SaryarkaAvtoProm)が生産設備を増強する。受注が好調なことを受けたもので、プジョーの小型セダン「301」や中国江准汽車(JAC)の小型SUV「S3」などに対応するため車体溶接ラインを増設する。先ごろのサギンタエフ首相の工場視察を受けて明らかにした。

サリアルカは2010年の設立で、国内北部のコスタナイに工場を構える。現在、乗用車ではプジョー、トヨタ、シボレー、韓国の現代自動車と双竜自動車(サンヨン)、中国の吉利汽車と江准自動車(JAC)、ウズベキスタン国営ラヴォンのモデルを、商用車ではイベコとJACのモデルを組み立てている。

今年1-3月期の生産台数は971台で、操業開始から累計で2万6,345台を生産した。製品の一部はロシアに輸出している。現在、タジキスタン政府とJACおよびプジョーの乗用車モデル合わせて2,000台の輸出で交渉中だ。

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