農業設備メーカーの独ペトクスが、ロシア南部のクラスノダール地方に種子・穀物処理設備の生産拠点を設置する。当初の投資規模は約6,500万ルーブル(100万ユーロ)で、年産能力は500台。2019年までに稼働する予定だ。50人の雇用創出が見込まれている。
ペトクスは以前から種子処理設備及び穀物サイロ設備の増産に向けて立地を検討していた。同社はすでにモスクワ、クラスノダール、クルスク、ノボシビルスクに販売拠点を持つ。昨秋には北カフカスのスタヴロポリ地方に3,500万ユーロをかけてトウモロコシ種子選別工場を設置する計画を発表した。同工場は年内の着工が見込まれている。(1RUB=1.93JPY)