自動車用安全システムメーカー、タカタのハンガリー子会社は26日、ミシュコルツ工場の拡張計画を継続すると発表した。親会社の倒産発表を受けたもので、同工場は「保全処分の対象外」としたうえで、「財務は健全であり、部品代金や従業員給与の支払いに支障はない」と強調した。
工場の操業も従来通り継続し、顧客に納品する。拡張計画が完了する数カ月後には、雇用が現在の1,400人から1,600人に増える見通しだ。
タカタはハンガリー政府と戦略提携契約を結んでおり、2014年のミシュコルツ工場開所にあたっては6,800万ユーロの政府助成を受けた。