独復興金融公庫とスイス、セルビアのバイオマス計画を支援

ドイツ復興金融公庫(KfW)がスイス政府と共同で、セルビアのバイオマス・プロジェクトを支援する。同プロジェクトは国内の熱供給プラントの燃料を化石燃料から再生可能エネルギーに切り替える事業の第一弾で、投資額2,700万ユーロのうち2,000万ユーロをKfWが融資する。また、残りはKfWが200万ユーロ、スイス政府が500万ユーロ負担する。セルビアの鉱物エネルギー省が先ごろ明らかにした。

セルビア政府は今回のプロジェクトを通じ、国内10カ所にバイオマス熱供給プラントを整備する。立地は、マリ・ズヴォルニク、ノヴァ・ヴァロス、ノヴィ・パザル、プリエポリェ、バイナ・バスタ、ヴァリェヴォ、プリボイ、クラドノ、マイダンペク、パンチェイを予定している。

KfWの融資は期間10年で、年利1.1%。最初の5年は返済を猶予する。

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