ロシアと韓国、極東・シベリア開発で協議

ロシア極東開発省のクルチコフ次官は先ごろ開催されたロシア・韓国極東シベリア委員会において、極東地域の開発を進めるため3年間で30億ドルに上る投資を行うよう韓国側に要請を行った。それに対し、同委員会に出席していた韓国の李外務次官はロシア側の提案を検討することを約束した。

クルチコフ次官は、極東地域には350億ドルの直接投資が行われているが、そのうちアジア太平洋地域によるものは4億ドルにとどまると述べた。同次官によると、極東地域と韓国間の貿易量は安定的に伸びており、2017年1-4月期には前年同期比25%増の20億ドルに達したものの、投資についてはまだ伸びる余地があるとの見方を示した。

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