独ボッシュ、ハンガリー東部に物流センターを設置

独自動車部品・機械大手のボッシュが170億フォリント(約5,550万ユーロ)を投じ、ハンガリー東部のハトヴァンに物流センターを建設する。今年1月の発表に沿うもので、ハンガリー工業団地管理開発公社(NIPUeF)が工事を担当する。来年2月に完工する予定だ。

立地はハトヴァン郊外の工業団地内で、6万2,000平方メートルの敷地に最先端デジタル設備を備えた物流センターを設置する。賃貸契約期間は16年。250人の雇用が生まれる。

12日にはシーヤールト外務貿易相がシュツットガルト本社を訪問し、ボッシュとハンガリーの大学の間でイノベーションと開発に向けた提携協定が結ばれた。ボッシュはまた、現地企業への発注額を今後6年で6,000万ユーロ増やすことを約束した。

ボッシュはハンガリーで、モビリティ技術(自動車部品)、産業機器技術、消費財、エネルギー建築関連技術の全4事業を展開する。ハトヴァンなど5工場で自動車部品、電動バイク部品、産業機械、電動工具を手がける。物流センターが稼動すると同国での従業員総数は1万4,700人に増加し、外国企業として最多となる。

ボッシュによると、ハトヴァン工場はグループ最大の自動車電子部品工場という。(1HUF=0.42JPY)

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