トラクター大手ウルスス、ミュンヘン工科大と協業

ポーランドのトラクター大手ウルスス(Ursus)は先ごろ、独ミュンヘン工科大学傘下の研究機関TUMインターナショナルおよびルブリン市当局と、共同研究所の開設に関する覚書を交わした。それによると、ルブリン市に140ヘクタールの統合テクノロジーパーク「インテリジェント・インダストリー・センター」を建設する。ミュンヘン工科大学との技術提携を通じて、モビリティとインダストリー4.0の分野で世界をリードする研究拠点を確立することを目指す。

トラクターメーカーとして長い歴史を持つウルススは、今後の発展の方向として農業機械の電動化を視野に入れている。子会社のウルスス・バスはすでに、車長8.5メートルのバスから車長18メートルの連節バスまで、5種類の電動バスを生産している。

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