仏自動車部品メーカーのSICTAがハンガリー北東部のフェルシェージュルツァ(Felsoezsolca)工場を拡張する。34億フォリント(1,115万ユーロ)を投じて生産能力を45%引き上げる。政府から4億3,700万フォリントの助成を受ける。新規雇用は115人。
SICTAは2006年にミシュコルツに近い同地へ進出した。エンジンに装備するターボチャージャー(過給機)部品の重力鍛造を手がけ、ダイムラー、BMW、アウディ、ポルシェなどを顧客に持つ。従業員数は380人強で、地元サプライヤー約200社と取引がある。同工場への投資残高は3,000万ユーロに上る。
SICTAは仏エンジニアリング企業Citeleの自動車事業。ターボチャージャー部品では世界5位、欧州では最大手だ。(1HUF=0.42JPY)