チェコ自動車工業会(SAP)が7月27日発表した同国の今年上期の自動車・オートバイ生産台数は前年同期比5.1%増の77万5,001台となり、上期の最高を更新した。主力の乗用車は5.1%増の75万6,468台で、そのうち69万8,982台が輸出された。
乗用車で増加率が最も大きかったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、13.5%(台数45万9,526台)に上った。韓国の現代自動車も0.6%(同18万8,800台)拡大した。トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)はマイナス14.8%(10万8,142台)と低迷した。
バスの生産台数は4.8%増の2,318台。チェコ唯一のトラックメーカーであるタトラの生産台数は46.7%増の776台と大きく伸びた。同じく唯一のバイクメーカーであるジャワは19.2%減の866台に後退した。