ヤンマーは5日、トルコのイズミールに発電機と農業機械の販売を手がける現地法人を設立したと発表した。建設ラッシュの同国で常用・非常用発電機の需要を取り込むとともに、農業従事者の不足を補える高機能な農業機械を提案していく。
新会社の名称はヤンマートルコ機械株式会社で、資本金は500万トルコリラ(約120万ユーロ)。2021年度の売上高は約52億円を見込む。
トルコは2023年の建国100周年に向け、インフラ整備や大規模住宅の建設などの建設投資が拡大している。一方、農業生産で欧州1位の同国は近年、農家数が減少しており、農作業の省力化が課題となっている。(1TRY=31.54JPY)