米医療器材大手がハンガリーに試薬工場を開設

米医療器材大手のベクトン・ディッキンソン(BD)は19日、ハンガリー西部のタタバーニャにある拠点で試薬製造工場を開設した。免疫学および細胞生物学分野の研究用試薬を製造する。投資額は60億フォリント(1,900万ユーロ)。研究職を中心に107人を雇用する。

新工場の施設面積は1万500平方メートル。来年中にフル稼働体制に移行し、8,000種類の製品を製造する予定だ。

同社は昨年11月、340億フォリント(1億1,000万ユーロ)を投じてタタバーニャ拠点の注射器製造施設を拡張する計画を発表した。工期は3年で、219人を新規雇用する。

同社ハンガリー事業の2016年9月通期の売上高は250億フォリント(8,100万ユーロ)、純利益は50億フォリント(1,600万ユーロ)だった。(1HUF=0.43JPY)

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