中東欧最大の格安航空会社(LCC)であるハンガリーのウィズエアーは15日、エアバス社と近・中距離機「A320neo」72機と「A321neo」74機の追加発注で覚書を交わしたと発表した。総発注額は172億ドルに上る。株主総会で承認を得て正式発注となる。
ウィズエアーの初回発注分となるA320neo8機とA321neo18機は2019年初めに納品完了し、15年に発注したA321neo110機の納品は19年から24年にかけて行われる予定だ。今回の追加分の納品は25~26年になる見通し。
2003年設立のウィズエアーはハンガリー、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア、チェコなど14カ国の27空港に拠点を置き、500路線超を就航する。