カザフスタン国営石油、3製油所を民営化

カザフスタン国営石油会社カズムナイガス(KMG)が、新規株式公開(IPO)に先立ち、国内3カ所の石油精製所を民営化する。スレゲノフ経済相によると、KMGはIPO前に当該製油所を含め計14の資産を売却する計画だ。売却期限は明らかにされていない。

売却するのは南部シムケント、北東部パブロダール、西部カスピ海近郊のアティラウにある石油精製所。民営化により構造改革を進め、KMGの株価上昇につなげる。現在、パブロダールとアティラウの製油所はKMGが完全に所有、シムケントの製油所はKMGと中国国営の中国石油天然気集団(CNPC)が折半出資で所有している。

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