アルバニア新空港建設事業、トルコ企業に発注

アルバニア政府は先ごろ、南部沿岸のヴロラでの新空港の建設事業をトルコ財閥チェンギス・コリン・カリヨン(Cengiz Kolin Kalyon)グループに発注すると発表した。当初の着工予定は2019年だったが、発注手続きを早めたため、年央に前倒しになる可能性もある。アルバニアのジクヌリ・インフラ相によると、投資額は1億ユーロ。詳細は今後3か月で決定するとしている。

チェンギスはヴロラ空港に格安航空会社を誘致すると同時に、政府に建設費用を負担させないという条件で、新空港の事業許可を一定期間取得する。

アルバニアにはティラナ国際空港のほか、北部のコソボ国境に近いクカス空港(現在運営停止)があり、ヴロラ空港は国内3番目の空港となる。同空港の完成後はティラナ空港による航空事業の独占が終了する。

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