チェコ統計局(CSU)が6日発表した2017年12月の小売売上高(自動車・オートバイの販売・修理を除く、実質値、営業日数調整前)は前年同月比で4.7%増加したものの、伸び幅は前月の7.8%から縮小した。非食品部門が7.1%、自動車燃料部門が3.3%、食品部門が1.1%の幅で増加した。営業日数調整済みベースでは7.1%の増加。前月比(季節調整済み)では0.8%減少した。
自動車・オートバイ販売・修理部門の売上高(実質値、営業日数調整前)は前年同月比で4.2%減少した。自動車・オートバイ(スペアパーツ含む)の販売が4.8%減少したことが響いた。前月比(季節調整済み)では1.5%増加した。
2017年通年の小売売上高(自動車・オートバイの販売・修理を除く、実質値、営業日数調整前)は前年比で5.6%増加した。非食品が8.4%と大きく伸びたほか、自動車燃料が5.0%、食品が2.0%の幅で増加した。最大の伸びを示したのはネット・通信販売で21.4%の大幅増となった。営業日数調整済みベースでは6.1%増加した。
自動車・オートバイ販売・修理部門の売上高(実質値、営業日数調整前)は2.3%増加した。自動車・オートバイ(スペアパーツ含む)の販売が1.4%増にとどまったものの、修理が6.0%と大きく拡大したことが影響した。