独フラポートのブルガリア合弁、2空港のターミナル拡張へ

ドイツとブルガリアの合弁会社フラポート・ツインスター空港マネジメントは13日、ブルガリアの黒海沿岸で運営している2空港の発着ターミナルを拡張する計画を明らかにした。2019年からブルガス、24年からヴァルナの両空港の出発ターミナルの拡張に着手する。29年からは両空港の到着ターミナルを改修する予定。工期はいずれも2年間を予定する。同社は先月、両空港に対し2027年までに計2億5,600万レフ(1億3,000万ユーロ)を投資すると発表していた。

今回の計画には両空港のタクシー乗り場やブルガス空港の滑走路改修が含まれる。フラポート・ツインスターは2006年に両空港に関する35年間のコンセッション(運営権売却)契約を締結している。

同社は独フラポート社とブルガリアのBMスター社の合弁で、株式保有比率は各60%、40%となっている。

両空港の今年1月の合計利用者数は前年同月比85.4%増の約7万3,000人に上った。2017年通年では前年から8.4%増の495万人に達している。(1BGN=68.02JPY)

上部へスクロール