トルコのTAV、アンタルヤ空港の運営権取得

トルコの空港運営大手TAVエアポートは2月27日、国内同業のICイチタスから同国西南部のアンタルヤ空港の運営会社ICFアンタルヤの株式49%を取得することで合意したと発表した。取得額は3億6,000万ユーロ。TAVはICFの共同経営権を得るとともに、50%の配当を得る権利も獲得する。国家空港管理局(DHMI)と競争当局の承認を経て取引が成立する。

ICイチタスは2007年、ドイツ同業のフラポートと共同で2024年末までのアンタルヤ空港の運営権を獲得した。TAVによると、同空港はTAVが運営権を持つ18番目の空港となり、全ての空港の年間の利用客数は計1億4,100万人まで増加する見通し。

アンタルヤ空港は国際線の利用客数で国内2位。2017年には2,600万人が利用した。

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