現代自がサンクトペテルブルクにエンジン工場を計画

韓国の現代自動車がロシア・サンクトペテルブルクに新工場を建設することを検討している。先ごろロシアの複数の通信社が現地子会社Hyundai Motor Manufacturing Rusのリー社長の話を基に伝えた。それによると、同市に年産能力15万台のエンジン工場を建設し、現代自の「ソラリス」、「クレタ」、起亜自の「リオ」、「リオXシリーズ」に搭載する1.6リットルガンマエンジンを生産する計画で、3年以内の操業開始を目指している。同社長はプロジェクトの総額については明らかにしていないが、サンクトペテルブルクのイゴール・アルビン副知事は約5億米ドルとの見方を示している。

同子会社は2010年に、同市の北西地域に組立工場を設置した。同工場では現在、約2,200名を雇用し、年間20万台以上の自動車を生産している。新たなエンジン工場を設置すれば、現地生産率は60%に上昇する。

現代自は以前、サンクトペテルブルクにトランスミッション工場を建設する計画を報じられたことがある。

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