オランダのビール大手ハイネケンは先ごろ、ハンガリー北西部のショプロン工場に20億フォリント(640万ユーロ)を投資する計画を明らかにした。年末までに生産設備を増強し生産量を30%増やす。併せて倉庫施設や道路なども建設する。従業員数は現在の250人から290人に増員する予定。資金はすべて自己資金で賄う。
ハイネケンによると、今回の計画はハンガリー国内での総生産量には影響しない。同社は中部のマルトフューに持つ工場を物流拠点に転換するため、同地の製造設備をショプロンに移すことを予定している。
ハンガリー事業の2016年の売上高は520億フォリント(1億6,690万ユーロ)で、4億フォリント(130万ユーロ)の赤字を計上した。(1HUF=0.42JPY)