SBI子会社の露商銀、米社主導のブロックチェーンコンソーシアムに参加

SBIホールディングスは13日、100%子会社のロシア商業銀行SBIバンク(旧YARバンク)が、米フィンテック企業R3が主導するブロックチェーンコンソーシアムに参加すると発表した。同コンソーシアムの分散台帳技術(DLT)プラットフォーム「Corda」を活用し、ロシア市場における革新的な金融サービスの導入を目指す。

R3はDLTに強みを持つスタートアップ企業で、金融取引を記録・処理するためのプラットフォームであるCordaの商用化に取り組んでいる。同社が主導するコンソーシアムには世界中で金融機関など200社以上が参加しており、シンジケートローンや貿易金融でのDLTの活用に向けた実証実験を進めるなど、DLTの金融サービスへの活用を推進している。

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