露鉄道車両メーカーのトランスマシュ(TMH)はこのほど、ロシア鉄道(RZhD)から2件の大型受注を獲得した。契約には同社にとって初めて機関車の耐用年数の大部分をカバーする保守サービス契約が含まれている。納期や契約額などは公表されていない。
一つめの契約は電動鉄道車両222台とその28年間の保守契約(2046年まで)に関するもの。車両の内訳は旅客輸送用機関車(EP2KおよびEPIM)34台と貨物用車両(DonchakおよびYermak)188台からなる。
もう一方の契約はディーゼル機関車105台に関するもので、貨物用97台と旅客用8台で構成されている。これらの機関車の保守契約期間は2036年までとなる。