ムルマンスク州、チタン鉱床開発の免許入札実施へ

ロシア北西部のムルマンスク州が、チタン鉱の採掘・加工事業免許入札を実施する計画だ。チタン酸化物や希土類(レアアース)金属濃縮物の生産が目的で、開発には約140億ルーブル(約1億8,500万ユーロ)の投資が必要になる見通し。

アレクセイ・チュカノフ副知事によると、採鉱地はコラ半島のアフリカンダ鉱区。北海沿岸の港町カンダラクシャの北方約50キロメートルに位置する。

加工施設では、チタン酸化物を年7万5,000トン、ニオブ酸化物を1,300トン、タンタル酸化物を71トン、レアアース金属を8,500トン生産できる能力を整備する。これにより、最大2,500人の雇用創出が見込まれる。(1RUB=1.75JPY)

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