独車部品SAM、スロバキアで今秋稼働へ

ドイツの自動車部品メーカー、SAMオートモーティブが今秋、スロバキア中南部のヴェルキー・クリティーシュに工場を開設する。新工場の稼働に伴い、800人以上の雇用が創出される見通し。このほどペレグリーニ首相がダリバー・スルコス市長との共同記者会見で明らかにした。

SAMオートモーティブは旧リベレツ自動車工業（LIAZ）の工場跡地に建てた新工場で、ルーフレールと自動車窓用クロムストリップを生産する予定。新規雇用の4分の3を生産部門が占め、残りは管理および研究開発部門に配置される。ペレグリーニ首相によると、SAMオートモーティブは同拠点に3,300万ユーロを投じる計画で、同国政府にも資金援助を申請しているという。手続きが順調に進めば、この9月にも生産を開始する見通しだ。