独車部品フォアヴェルクがセルビア工場着工、軸受け部品など生産

自動車の軸受け部品などを手掛ける独フォアヴェルク・オートテック(ヴッパータール)は7月25日、セルビア中西部のチャチャクで工場を着工した。投資額は4,300万ユーロ。軸受け部品やシーリング部品を生産し、独アウディ、BMW、ミニ、フォルクスワーゲン(VW)、ポルシェに供給する。

同社の以前の発表によると、新工場の広さは当初4万平方メートルで、今後6年間で6万5,000平方メートルに拡張する予定。従業員に対してはドイツとポーランドにある同社拠点で研修を実施する。今後8年間で1,000人の雇用を計画している。

同社は主にサスペンション用軸受け部品のほか、ゴム製のシーリング部品、樹脂製のホース部品などを生産している。中東欧ではポーランドに2拠点、スロバキアに1拠点があり、セルビアは同社にとって中東欧で3カ国目の進出先となる。

上部へスクロール