ポーランド遠隔医療サービス大手、販売拡大に期待

ポーランドの遠隔医療機器の製造と遠隔医療サービスを手がけるポーランドのメディカルゴリトミクスが、来年の販売拡大を見込んでいる。ジュビンスキー社長がこのほど明らかにしたもので、北欧の医療機器販売大手ヴィングメッド(デンマーク)との提携強化、北米市場進出によって成長を遂げることを目指す。

メディカルゴリトミクスは7月半ば、ヴィングメッドとノルウェー、スウェーデンでの販売をめぐる提携で合意した。携帯型心電計「ポケットECG」の引き受け台数は最初の2年間で600台、その後は毎年最低20%増やす契約だ。

ポケットECGは患者の遠隔モニター装置として欧州、アジア、中東の医療機関に広く採用されている。北米では、カナダのm-Healthソリューションズとも初年度に1,000台を購入する契約を交わしたほか、米国でも医療機器規制当局から先ごろ製品認可を受け、現地での試験調査および販売代理店探しに着手する。

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