露カラシニコフがEV開発、「米テスラに匹敵」

ロシアの兵器製造大手カラシニコフは24日、国防省主催の国際軍事技術フォーラム「Army 2018」(開催期間24日~26日)で、独自に開発した電気自動車(EV)の乗用車モデル「CV-1」を公開した。旧ソビエト時代の1970年代に流行したレトロなデザインながら、技術的には「(米EV大手の)テスラに匹敵する」としている。

CV-1は旧ソ連のクラシックカー「ISCH-21252」のスタイルを踏襲している。搭載するバッテリーは容量90kWhで、1回の充電で最大約350キロメートルの走行が可能。0~100km/hの加速性能は6秒だという。市販化の計画などは明らかにされていない。

「AK-47」などの銃器で有名なカラシニコフはこれまでにも、衣料品や傘、携帯電話のケースなどの民生品も展開してブランドの拡充に努めてきた。

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