重電大手ABB、ブルガリア新工場に着工

スイスの重電・エンジニアリング大手ABBは19日、ブルガリア南西部のペトリチに建設する第2工場が着工したと発表した。既存工場が高い生産効率で良好な実績を出していることから、同地に新工場を建設し、低圧機器製品の生産を強化する。ABBとして同国で5番目の工場で、420万ドルを投資する。

新工場は第1工場に隣接する7,400平方メートルの敷地に建設される。生産部門が3,500平方メートル、物流部門が2,400平方メートル、管理部門が1,500平方メートルを占める。フル操業時の従業員数は約420人を見込む。

ABBは1996年、ペトリチに工場を開所。低圧制御機器や制御盤用DINレール取付金具の溶接、曲げ、プレス加工を含めた電気機械組み立てを行っている。主要仕向け先はドイツ、スイス、チェコなど。現在の従業員は300人。

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